おすすめ旅館『星野リゾート 界 加賀』でのお食事 初夏の加賀・山代温泉旅行

星野リゾート

2021年7月に石川県石川県加賀市山代温泉(最寄り駅 JR加賀温泉駅)にあります『星野リゾート 界 加賀』(かい かが)に宿泊しました。今回は、お食事についてご紹介させていただきます。(アクセス

合わせてこちらの記事もお読み頂ければ幸いです。

北大路魯山人の料理哲学を受け継ぐ 界 加賀のお料理 

当館ゆかりの美食家・北大路魯山人の料理哲学を受け継ぐ、素材の真価を引き出した会席料理。
「器は料理の着物」と唱えた魯山人にならい、1つ1つの料理に合わせて丁寧に制作した九谷焼・山中塗の器でお料理をいただくことができます。

「器と料理のマリアージュ」と称し、九谷焼や山中漆器の若手作家に一つ一つの料理に合わせたオリジナルの器の制作を依頼されており、伝統工芸の継承と発展にも一役かわれているようです。

食事処 銀庵

お食事処 銀庵は2階にあります。

障子に囲まれた半個室のプライベート感ある食事処です。

コロナ禍ですので、こういった個室や半個室のお部屋は嬉しいですね。

そうでなくとも、友人のグループや家族、カップルなどで過ごすにもこういった個室の方が気兼ねなくていいかもしれません。

夕食

 17:30~または19:30~の二部制のようです。

お飲物

お飲物のメニューもQRコードになっておりましたが、メニュー表もありました。

ノンアルコールワインが豊富にあり、スパークリングのデュック ド モンターニュにしました。

日本酒のマリアージュ

石川県は美味しい日本酒が多いですね。

器も九谷焼で可愛いらしいです。

季節の会席

加賀のお料理

北大路魯山人は九谷焼を通じて器に開眼し、豊かな加賀の食材との出会いから料理への造詣を深めたと言われています。

素材本来の味わいを生かす調理法にこだわり、「料理に無駄な手数をかけるのは愚」とも語った魯山人。

その思想に従い、素材の良さを最大限に引き出した料理の数々をいただくことができます。

他には、春夏には『のどぐろと鮑の会席』冬には大人気の『“極み”活蟹づくしのタグ付き蟹会席』『手軽にしめ縄蒸しを楽しむ活ずわい蟹会席』などのコースもあります。

先付け

堅豆腐昆布茶〆め

金時草味噌 旬野菜 

甘エビ麹漬け

お椀

トウモロコシの葛豆腐

唐黍(もろこし)つくね

宝楽盛り   八寸・お造り・酢物

こちらの九谷焼の器もとても素敵ですね。いつもこちらの宝楽盛りの飾り付けが楽しみです。

八寸は、

エビとブロッコリーの松風

合鴨ロース オレンジ酢味噌かけ

丸十おかきあげ

マグロとアボガドの酢ゼリー

つぶ貝の柔らか煮

苦瓜とエンドウ豆の和え物

エビの磯辺揚げ

蓋物

穴子けんちん蒸し

こちらはこのまま熱を加えて調理するそうで、美濃焼なのだそうです。

熱々ホクホクでした。

揚げ物

たたきエビの新挽き揚げ

野菜の天ぷら

抹茶塩

食事 旬菜土鍋ごはん

いつもこちらの土鍋ご飯、4人分くらいはあるのではないかと思ってしまいまして、食べきれず恐縮しておりましたが、土鍋ご飯はこれくらいの量がないと炊けないそうです。

しかも4人前ですともっと多いのですって。男性でよく食べる方はペロリといけるそうです。

こちら夏は、うなぎが出るようですね。他の施設でも同じ時期にうなぎをいただいたような気がしました。

それぞれの九谷焼の器も楽しませていただきました。

甘味 

界 加賀特製 金時のデザート

最後にさっぱりさせていただきました。

ご当地 朝食 いしる鍋

 時間:7:30 ~ 9:30

界では地域色を感じる食材や、郷土の調理法を取り入れた「ご当地朝食」。


界 加賀では石川県の郷土食材を用いた和食膳で、いしる鍋がいただけます。

「いしる」とは、能登地方に伝わる魚醤のこと。


いしるは、スルメイカの内臓をおもな原料にするほか、地域によってはマイワシやウルメイワシ、サバ、アジなどが使われる。自然塩を加え、塩漬けにしたあと、数年ほど発酵・熟成させていく。


独特のクセとにおいが特徴で、魚介による旨味が溶けこんでいる。

旬の魚介と野菜を煮た「いしる鍋」や「いしるの貝焼き」は地元の冬の定番。

朝から五臓六腑にしみわたるヘルシーなお鍋でした。

まとめ

今回は、『界 加賀』のお食事をご紹介させていただきました。

器も石川食材も楽しめる素敵なお食事でした。

他の『界』を利用されたことがある方は、もしかすると、ご当地の季節のお食事のコースの方が楽しめるかもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございました。

星野リゾート 石川・加賀温泉
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