2023年4月に九州を旅行しました。その際に福岡県の門司港を訪れました。
門司港は、北九州空港が近いですが、今回、福岡空港を利用し、比較的アクセスも良好でしたのでご紹介いたします。
アクセス:門司港駅(もじこう)
門司港駅 初めて国の重要文化財に指定された駅
1914年に門司駅として開業、1942年(昭和17年)に門司港駅と改称された。
1988年には鉄道駅舎として初めて国の重要文化財に指定された。
2019年には6年にも及ぶ復元工事を終え、大正時代の姿に復元されました。
木造二階建ての駅舎はネオルネサンス様式。
(現役の駅舎で国の重要文化財に指定されているのは、現在、門司港駅と東京駅の2つ)
●スターバックス
駅舎にはスターバックスもありました。
●門司港駅改札
改札を入る前に向かって右手、トイレの前には、戦時中の金属供出から逃れた「幸運の手水鉢」や終戦後に門司港に降り立った引き揚げ者らが、この水を飲んで 安堵 したた「帰り水」がありました。(写真なし)
行きは、小倉駅からタクシーを利用したのですが、観光中にこちらの門司港駅を見た際に、ここから電車に乗ってみたいと思い、帰りは電車で小倉駅に行くことにしました。
レトロな雰囲気ですが、ちゃんとスイカ(Suica)も使えました。(失礼)
本数は、朝夕は多いですが、日中は1時間に2-3本ですね。
ホームに入ると、目に入るのが、こちら
手前には「旅立ちの鐘」と「幸福の泉」奥には、「0哩標」があります↓
九州鉄道の起点を表す「0哩(ゼロマイル)標」
終着駅ならではの景色。
門司港駅から博多経由 福岡空港へのアクセス/行き方
- 門司港から車・高速利用で約1時間20分
- 門司港駅から博多駅まではJR鹿児島本線を利用すると約1時間20分
- おすすめのルートは、門司港から、小倉駅までJR鹿児島本線利用で約15分 小倉駅から博多駅まで新幹線を利用し約20分。
- 博多駅から福岡空港までは、地下鉄空港線で5分
新幹線を利用したら、1時間以内に空港に着くこともできそうです。
実際慣れていないルートですので、チケット購入や乗り換えを考えてゆとりを持って行動しましたが。。
●門司港からJR鹿児島本線を利用
レトロな駅舎から、普通のJR車両に乗り込みます。
新しめのソファーだったのか、ふかふかでした。
休日の午前中でしたが、空いていました。
もう少し、海沿いを走るのかと思いましたが、時々関門海峡が見えるぐらいでした。
小倉駅で新幹線に乗り継ぎ
乗り換え口から行こうとしましたが、有人の切符売り場には人だかりができており、断念しました。
新幹線の「プラスEx 」のサービスで、今回は複数に予約しており、こちらの機械でチケットを受け取る必要があったので、一度改札を出て、新幹線の改札へ向かいました。(あらかじめ他の人の分もSuicaなどに登録する機能もあるみたいですが)
けっこう、余裕を持って新幹線のチケットをとったつもりなのですが、意外とバタバタしてちょうど良い時間となりました。
博多駅には、東海道新幹線ののぞみ、ひかりも走っておりますが、
せっかくなので、いつもとは違う山陽・九州新幹線の「さくら」に乗ってみたいと思いまして。。
新幹線「さくら」 いつも乗る「のぞみ」と比べて格段の快適さにびっくり
まず驚いたのが、陶磁器色の青磁を思わす「白藍色」(しらあい)という車体の色でした。
今回は、普通車の指定席を選んだのですが、なんと2-2列という並びで、さながらグリーン車のようでした。
普通車でも自由席ですと2-3列という配置みたいですね。東海道新幹線と違いすぎる!!
そして、こちらがグリーン席。同じく2-2列の並びですが、フットレストがあったり、床が絨毯だったりしていました。
博多駅で地下鉄空港線に乗り継ぎ
博多駅で新幹線を降り、地下鉄に乗り換えます。
こちらでもSuicaを利用しまして、楽々乗り込むことができました。
博多駅から空港線で5分、福岡空港に到着
福岡空港は、市内から近くてとても便利ですね。
地下鉄の改札を出ると、少し迷ったのが、、、
1階の航空会社カウンターへくのか、2階のANA/JALラウンジに行くべきか。。
今回はANA利用なのですが、SFCを持っているので、直接2階のラウンジに行くと、荷物預けもチェックインもできて、そのまま、専用の保安検査場へ進めるのです。
その制度を知らなくて、最初に1階に行ったら、日曜ということもあってか、チェックインカウンターも保安検査場も激混みでした。
まとめ:博多から、小倉も、門司港も近くて想像以上に便利でした
- 今回は、門司港から小倉経由して博多へ移動してみました。
- 地元の方からも、小倉から博多は新幹線が便利だよと伺っていたので、初めて利用してみました
- 東海道新幹線とは違うエレガントな雰囲気の九州新幹線にびっくりしました