今回は、2019年9月に青森県にあります星野リゾート『青森屋』に宿泊しましたので、ご紹介いたします。
アクセス
〒033-8688 青森県三沢市古間木山56
三沢駅 徒歩15分。
三沢駅・八戸駅・三沢空港から 無料送迎バスあり
青森屋⇆奥入瀬渓流ホテル 1日1本送迎あり
青森空港から 星野リゾート「青森屋」のアクセス
青森屋は青森県の東側にあり、三沢市にあるため三沢空港の方が近いのですが、今回は、青森空港を利用しました。
青森空港に着陸する前には、十和田湖かな?が美しく見えました。
青森空港から、ホテルまでは、約73kmあり、 1時間30分ほどの所要時間でした。
空港でレンタカーを借りて、どのような道かわからなかったので、ドキドキしましたが、運転が苦手な私でもなんとか大丈夫でした(笑)
星野リゾートの中でも最大級の敷地、青森の魅力をまるごと体感!
星野リゾートの中でも屈指の約22万坪(東京ドーム17個分)の敷地面積を誇ります。3棟236室とかなり大箱なホテルです。
敷地内は自然豊かな公園や古民家、郷土文化を体験できる施設などが揃っており、古牧温泉も楽しむことができます。
青森の方言で目一杯という意味の「のれそれ」をコンセプトにした心地よさと賑やかさを追求した館内となっており、「みちのく青森」の魅力をまるごと体感できるのが魅力です。
郷土料理や地酒といった青森の味覚、たくさんのねぶたのディスプレイなど、泊まっているだけで、青森を楽しめる「青森文化のテーマパーク」です。
星野リゾート「青森屋」のお部屋
今回、私が泊まったお部屋は基本的な「あずまし」というお部屋ですが、ねぶた尽くしのしつらえの「青森ねぶたの間」や大きな窓から公園を一望できる「うんかん」というお部屋もあります。
「あずまし」のお部屋
八戸の郷土玩具である八幡馬(やわたうま)や南部裂織(なんぶさきおり)、八戸焼など青森の伝統工芸品を設えたお部屋です。田舎のお家に帰ってきたように懐かしく、ぬくもりがあり、くつろげる空間です。
夕暮れ時にお庭を散歩
青森屋が創り上げるのは、青森の原風景。 どこか懐かしい景色ですが、そこには別世界が広がります。
美味しい空気を吸い、虫の鳴き声を聞きながら、のんびりお散歩。
9月上旬でしたので、夜は涼しくて気持ちが良かったです。
ところどころに、青森らしさがつまっていて、お散歩するだけでも楽しいです。
囲炉裏ラウンジでゆっくりくつろぐ
古民家とモダンな造りが融合した落ち着く空間です。こちらでは、無料ドリンクなどもいただけます。
ちなみに有料の 「八幡馬ラウンジ」もあります。
敷地内は温泉天国、「美肌の湯」源泉かけながしのトロトロの古牧温泉
青森といえばやはり温泉も楽しみたいですよね。なんとこちらは「美肌の湯」が楽しめます。
露天風呂「浮湯」は、湯船が広い池に張り出し、水に浮かんでいるような素敵なつくりです。
池に囲まれ四季折々の景色と水に浮かんでいるような解放感を味わえる露天風呂です。
内湯「ひば湯」は、青森ヒバを使用した浴槽で心地よい肌触りと森林浴気分を楽しめます。
「元湯」は日帰りでの利用も可能で、外観も内装も、湯治場を彷彿とさせる昭和の風情が漂う造りになっています。
朝風呂を好むという青森の県民性を汲んで、陽の光が湯面に差し込むようすを楽しむために、元湯の湯船の窓には、色とりどりの津軽びいどろガラスがはめ込まれています。
館内は「みちのく青森」を体感できるテーマパーク
なんだか、いるだけでウキウキしてくるようなお祭りのような雰囲気の館内です。
「じゃわめぐりんご祭り」
青森の秋を象徴する、りんご。オリジナルの「りんご灯篭」で鮮やかに彩られた館内で、りんごのガチャガチャなど、りんごづくしのプログラムが体験できます。
「じゃわめぐ屋台」
青森の名物や祭りをテーマにしたお祭り気分で盛り上がる、にぎやかな屋台があります。
専用カプセルに入った本物のりんごが出るという驚きのガチャガチャもあります。
売店には、さまざまな青森県の名産品や地酒、伝統工芸品などがありお買い物も楽しめました。
日本を代表する火祭り「青森ねぶた祭」ですが、あらゆるところがお祭りの装飾で彩られていました。日本を代表するお祭りなので見に行きたいという気持ちもあるのですが、実際にまだ行ったことがありません。
タイミングもあったり、お天気や、混雑なども考えたりすると、なかなか難しかったりするのですが、気軽にこういった文化を楽しめるのが嬉しいですね。
青森屋のお食事・レストラン
古民家風のレストランで割烹着姿のかっちゃ(お母さん)が笑顔でお出向かえするビュッフェレストラン。郷土料理やあつあつの目前料理など楽しめます。
青森の人々に昔から伝わる海の幸15品が「七子八珍」(ななこはっちん)。その食材を取り入れた「七子八珍会席」が楽しめます。
気軽に青森の美味しい地酒を飲める、懐かしい雰囲気が漂う酒場。
青森四大夏祭りを魅せるレストラン。太鼓や祭囃子に、山車や跳人が練り歩き熱気に包まれています。郷土料理、せいろ蒸しが楽しめます。
今回は、夜を「みちのく祭りや」 朝を「南部曲屋」でいただくことにしました。
青森四大夏祭り、ねぶたを見ながら郷土料理をいただく「みちのく祭りや」
レストランのエントランスから、ねぶたなど、青森のお祭りの装飾がなされていて、とても迫力があります。
五段せいろ蒸しをメインに、青森の郷土料理「せんべい汁」、お造りなどの夕食膳をいただきます。
青森は、海の幸も美味しいですね。
メインの「五段せいろ蒸し」がこちらです。
お食事のあとには、なんと。。。青森の民謡や津軽三味線、スタッフによる「青森四大祭りのショー」を楽しむことができます。
青森ねぶた祭をはじめとする、祭りの熱気を体感することができます。
生演奏のお囃子に合わせて、歴史や神話をテーマにつくられた山車(だし)がステージ上を運行し、跳人(はねと)が踊られるので、大迫力です。これだけでも、来た価値があったと思います。
どれも大迫力です!
青森四大祭り(青森ねぶた祭、八戸三社大祭(はちのへさんしゃたいさい)、五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)、弘前ねぷたまつり)のお囃子(はやし)と、大満足のショーです。
「南部曲屋」での朝食
こちらは、広大な敷地のお庭にの中にあります。
朝、お散歩しながらむかうのもいいですね。
中に入ると、、、、素敵な囲炉裏が。
みるからに美味しそうです。
こちらでは、郷土料理「味噌貝焼き」など、季節の美味しい食材を詰め込んだ朝ご膳がいただけます。
朝から、とても贅沢な品揃えです。
「青森屋」朝のお庭のお散歩
こちらのお庭は、朝もとても素敵な雰囲気でした。
なんと、こちらのお堂の字は岡本太郎さんが書かれたのだとか。
ポニーちゃんたちも、飼われていて、なんだか癒されますね。
馬と密接に暮らしてきた青森らしく、古民家の並ぶ小径には馬車が巡ります。
まとめ
「青森屋」は、泊まるだけで青森の文化を楽しむことができ、郷土料理も味わえ、温泉も楽しめるという、とても楽しい施設でした。
正直、一泊だけでは足りないかもしれません。
お子様もづれの方も楽しめると思いますし、歳を重ねて色々と動き回るのがおっくうという方でも、こちらの施設で色々と体験できますので、とてもおすすめかと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!