北海道・白老温泉「界 ポロト」宿泊記①お部屋編 春の北海道旅行

北海道

 2023年5月に北海道を旅行しました。その際に宿泊した「界 ポロト」をご紹介いたします。

アクセス:「界 ポロト」

新千歳空港から: 新千歳空港ICより約40分

JR白老駅(北口)より徒歩約10分

電車利用 JR新千歳空港駅から南千歳駅(約3分)→特急でJR白老駅(約40分)

緑泉郷空港線で白老駅前まで 約100分 

私たちは今回、レンタカーで洞爺湖から453号から86号を通ってきたのですが、洞爺湖の山の上は霧が立ち込めていました。

また、86号では途中峠もあり、天気が悪かったこともあり、霧が立ち込め数メートル先も見えないくらい真っ白になって、怖かったです。

洞爺湖から高速を使って白老にきても、霧が立ち込めていたかと思います。

翌日、白老から苫小牧の間も、霧が立ち込めていました。

北海道の夏は 太平洋側の海岸部では霧の日が多いとのことで、白老は晴れる日の方が少ないそうです。

全室レイクビュー、ポロト湖畔に佇むお宿

  • 2022年1月に北海道・白老温泉にて開業された全42室の施設
  • 界ブランドにおける19番目の施設で、北海道初。

  • アイヌ語で「大きな湖」を意味し、多くの野鳥が生息する北海道の天然林に囲まれたポロト湖畔
  • 全ての客室がポロト湖に面すレイクビューのお宿

  • アイヌ文化を尊重し、異なる民族との共生を体験できるよう建築家・中村 拓志(なかむら ひろし)氏に設計を依頼

敷地内に入ると、小川がエントランスまで続いていました。

建物内に入ると、白樺の木の合間から、ポロト湖が見えます。

ロビーには暖炉があり、その先にはとんがり屋根が見えています。

実は、天気が悪かったので、チェックイン時刻の少し前に訪れたのですが、すでに何組ものお客さんがロビーで待っていました。みなさん、考えることは同じかも。

トラベルライブラリーで、チェックインの順番を待っていました。

ウェルカムドリンクはアイヌ伝統のシソ科の薬草茶「エント茶」

建物は、アイヌ文化伝承の地として維持されてきたポロトコタン(アイヌ民族の集落)から着想を得ています。

それぞれのお部屋をアイヌ民族のお家チセに例えて、波打った廊下はコタンの入り口からチセに続く森の小道や小川の流れを表しているそうです。

ご当地部屋「□の間(しかくのま)」

界 ポロトのスタンダードタイプのお部屋です。

室内には、アイヌ民族は水辺に集落を建てられる習慣があったことから着想を得た「木彫りのオール」などのアート作品がありました。

壁紙やクッションには、アイヌ文様を施されてます。

伝統的なチセの中心にあった四角い「炉(ろ)」をイメージしたテーブル。夜もほのかな灯りが幻想的でした。

室内に設えられた白樺の丸太も素敵ですね。

お部屋も十分に広くてゆったりできました。

マットレスも気持ちよく寝れました。

テレビの下には冷蔵庫がありました。こちらはお水以外は有料です。

北海道は、ルピシアの紅茶やハーブティーを使われているホテルが多いですね。

いつもの、生姜湯やコーヒーもありました。

館内で着れる羽織や作務衣もありました。作務衣は、新しい作務衣に交換もできました。

バスルームはスダンダードのお部屋はシャワーのみ。

温泉が二つもあるので、こちらは使いませんでしたね。

界 オリジナルの化粧水、洗顔、ミルク。そして、特製の風呂敷は薄緑色。

こちらはお手洗い。

こちらのお宿は、全室レイクビューなのが嬉しいです。

眼前には穏やかなポロト湖と、白樺やカエデが繁る天然林が広がります。

湖面にはアイヌ文化の建築特徴である、丸太組みの三脚構造である「ケトゥンニ」を基本構造としたとんがり湯小屋があり、こちらが温泉になっています。

白老は、かつてアイヌ民族のコタンがあった場所で、現在、敷地の向かいにはウポポイが再現したチセの集落があります。(右手に少し見えております)

民族共生象徴空間「ウポポイ」はアイヌ文化の復興・発展の拠点として2020年7月12日開業したナショナルセンターです。

天気が良いと遠くには樽前山(たるまえさん)が見えるそうですが、夏は晴れる日の方が少ないそうですよ。

冬はこちらのポロト湖は、凍ってワカサギ釣りもされるそうです。

館内の温泉の一つが、一般の方も使える施設となっているため、専用の鍵も付いています。

ちなみに、チェックアウト時の清算を先にすると、ルームキーに印をつけてもらえます。

まとめ:全室レイクビューなのが嬉しい

  • 春夏は、霧が出やすいようですのでレンタカーの方はお気をつけください
  • 全室レイクビューで、霧が出ているポロト湖もまた神秘的で素敵でした
  • 新千歳空港からも比較的近くて便利です


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