今回はコロナ禍の2020年晩秋に京都市中京区 鴨川二条大橋畔にあります『ザ・リッツ・カールトン京都』(The Ritz Carlton Kyoto)に宿泊し、朝の空いている京都を観光しましたのでご紹介させていただきます。(アクセス)
京都は、何十回と訪れており、混雑必至なので私の場合、ほぼここのところ観光をしていなかったのですが、観光をするとしたら泊まって翌日の朝、空いている京都がおすすめです。
コロナ禍ですので、以前よりは空いていましたが、秋の紅葉シーズンともなると、平日でもお昼は混雑してきましたね。
コロナ禍の京都は2回目です。よろしければこちらもご覧下さい。
銀閣寺 (東山慈照寺)
コロナ禍で空いていることもあり、学生以来訪れていない有名な観光地に行ってみようと思いまして、この時、金閣寺が工事中でしたので、銀閣寺を訪れました。
朝、コロナ禍で道も空いていたのでタクシーでさくっと訪れました。
それでも、修学旅行や旅行の団体の方がいらっしゃっていましたね。
銀閣寺の象徴というべきものがこの観音殿(銀閣・国宝)です。
唯一現存する室町期の楼閣庭園建築の代表的建造物として有名です。
白砂の砂盛り向月台(コウゲツダイ)と、波紋を表現した銀沙灘(ギンシャダン)、そして紅葉とのコントラストが美しいですね。
展望台からは、色づき始めた紅葉が眼下に広がっていました。
高台寺
豊臣秀吉の正室である北政所ねねが秀吉の冥福を祈るため建立した寺院です。
ねねはすぐ近くにある圓徳院から毎日、高台寺に通っていたそうです。
この辺りもかなり穴場なのか、コロナ禍だからか昼過ぎにつきましたが、空いておりました。
以前訪れたのは、新緑の頃だったように思いますが、全くイメージが違います。
北政所ねね様は現在、こちらの庭園の霊屋(重要文化財)で葬られているそうで、たまたま、その前を通りかかったときに、係りの方が教えてくださり、そうとは知らずにびっくりいたしました。
知恩院
高台寺からも近いこちらを訪れましたこちらもお昼すぎでしたが、穴場でした。
承安5(1175)年、浄土宗の開祖法然上人(ほうねんしょうにん)が吉水の地に草庵を結ばれたことを起源とし、法然上人がお念仏のみ教えを広め、入寂された遺跡に建つ浄土宗の総本山です。
国宝の『三門』です。
一般には寺院の門を称して「山門」と書きますが、知恩院の門は、「三門」と書くようです。
これは、「空門(くうもん)」「無相門(むそうもん)」「無願門(むがんもん)」という、悟りに通ずる三つの解脱の境地を表わす門(三解脱門:さんげだつもん)を意味しているのだそうです。
男坂・女坂を上っていきます。いい運動になります。
こちらは国宝「御影堂(みえいどう)」
元祖法然上人の御影(みえい)を祀っているそうです。
知恩院は古くから『七不思議』が伝わっているそうで、こちらを探しながら散策してもいいかもしれません。
水面に映る紅葉も美しいですね。
こんなにはっきりとした目の覚めるような赤色は、久しぶりに見た気がします。
『友禅苑』は友禅染の始祖 宮崎友禅 生誕300年を記念して、昭和29年に改修造園されたそうです。
東山の湧き水を引き入れた庭園と枯山水の庭園とで構成された昭和の名園です。
54TH STATION GRILL 京都悠洛ホテル Mギャラリーでランチ
京都悠洛ホテル Mギャラリー(アクセス)
2019年に日本に初進出されたホテルで、フランス・パリを拠点とし、シンガポールのラッフルズ・ホテルなども運営している世界最大級のホスピタリティーグループ・アコーが展開する「究極の女性向け ホテル」のようです。
東海道五十三次の西の起点が、ホテルのある三条大橋だったらしく、”その先”という意味を込めて「54th」という名前になったのだとか。
自家製フランスお惣菜8種類盛り合わせのプレートランチにしました。
パテドカンパーニュや、サーモンマリネ、キッシュ、ポークリエット、えび、ケークサレ、ラタトゥイユ、キャロットラペが並びます。
どれも美味しく、素敵な空間でのお食事でした。
まとめ
今回は、コロナ禍の秋の京都観光をご紹介いたしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。