春の奈良旅行⑤The Hiramatsu「オーベルジュ・ド・ぷれざんす 桜井」レストランでお食事編 地産地消・奈良発のフランス料理

Hiramatsu(ひらまつ)

今回は、2022年4月に、奈良県桜井市にある奈良県の指定管理者として「ひらまつ」が運営を行なっているL’AUBERGE DE PLAISANCE「オーベルジュ・ド・プレザンス 桜井」の宿泊し、レストランで夕食と朝食を頂きましたのでご紹介いたします。

L’AUBERGE DE PLAISANCE レストランの様子

ロビーから続く廊下の先にレストランがあります。

途中、シェフたちがお料理をつくっているキッチンを垣間見ることができます。

今回は、18時から予約しましたので、ちょうど夕暮れ時でした。窓の景色は北向きです。

展望台からも見えますが、三輪山など奈良の景色が広がります。

大和野菜をはじめ奈良の豊かな風土で育った食材と、フランス料理の調理技法を合わせた「奈良発」のフランス料理をいただけます。

こちらのレストランは、ランチ時間やディナー時間は宿泊者以外も利用ができます。

なので、Hiramatsuでお部屋着でOKな施設もありますが、こちらはNGです(笑)

夕食 地産地消・奈良の旬の食材を楽しむコースメニュー 


大和牛、ヤマトポーク、大和肉鶏などのお肉や、和歌山や伊勢湾から取り寄せた海の幸を楽しめます。
奈良を中心とした地域(Region de Nara)の地産地消にこだわられています。

それぞれのメニューの名前もシェフが考えられていて、とてもユニークです。

こだわりのワインがずらりと並びます。
フランスの醸造家から直接仕入れているようです。

ソフトドリンクメニューもたくさんあり、ウェルカムドリンクでいただいた、「alain milliat」(アラン・ミリア)も並びます。

こちらは、ロビーでも販売されていました吉野・大淀町の「あかり工房 吉野」が「オーベルジュ・ド・ぷれざんす 桜井」のために作り上げたオリジナルのキャンドルホルダーで、吉野檜と手漉き和紙を使われています。

ワインのデギュスタシオンコース 3種類の1品目は、なんと日本酒です。こちらのお料理は和の要素もあり、こちらが合うようです。食前酒がわりのようです。

私はノンアルコールでジンジャーの炭酸割りにしました。

●春のコルネ 碓井豌豆(うすいえんどう)、帆立の燻製

生地にも、中のムースにも碓井豌豆が使われており、小さくカットした燻製のホタテや自家製のカラスミもが入っていて、お野菜を収穫するように手で直接いただくそうです(笑)

●桜鱒(ます) 桜の香り

ふたをあけると。。。なんとスモーク!とてもいい匂いです。

桜鱒にフレッシュなチーズ ニンニクとネギをきかせたものが添えられていて、パイ生地に入れられています。

●甘海老、赤紫蘇、未熟の古都華をお野菜として

桜をイメージした春らしい一品。

甘海老と一緒に奈良県産のいちご「古都華」を小さくカットしてタルタルにしてあります。

ホワイトアスパラのアイスクリーム、自家製のいくら、まわりに白バルサミコ酢を煮詰めたソースが添えられています。

古都華を赤くなる前の未熟なうちに収穫してお野菜として使われているそうです。

●この段階ででてきましたのがフランス産の白ワイン「CHABLIS 2002年」

●春の緑の野菜を集めました、自家製のベーコンとご一緒に

新緑の春、緑色の春野菜を中心にサラダ仕立てにしあげた一品。

隣の橿原市(かしはらし)で取れたアスパラガスや、そらまめ、スナップエンドウが並びます。

そのままいただいてもよく、白いチーズ味のエスプーマや自家製のベーコンと一緒にいただきます。

また、こちらの南フランスで有名なブラックオリーブ、ドライトマト、ニンニク、アンチョビなどを合わせた「タプナードソース」に味噌を加えてアレンジされたソースをつけてもいだだきます。

こちらパンにつけても美味しくて、やみつきになりそうです(笑)

●伊佐木、春菊、モリーユ茸

本日のお魚、いさきのポワレ、まわりのスープは春菊のソース、お米のかたちをしたパスタ「リゾーニ」が入っています。

●バター

緑色のバターはこちらのお庭で採れたハーブを使ったバター、古代の調味料、醤(ひしお)を用いたバターです。

ふわっとして、とてもおいしかったです。

醤(ひしお)とは、豆麹と麦麹をしょうゆに漬けて発酵させた日本古来の調味料

●フランス産の赤ワイン DOMAINE GAUBY(ドメーヌ コビー)2002年

20年熟成されたものでした。

次にいただく大和牛が和風でこちらとよく合うようです。

●大和牛、筍、蕨(わらび)、花山椒

奈良のブランド牛「大和牛」 を筍とあわせていただきます。

まわりのスープはコンソメスープにとろみをつけたもの。

別のお皿には、薬味として、わらびと花山椒を細かく刻んでまぜあわせてあります。

スープにまぜたり、お肉と一緒にいただいたり、そのままおつまみ感覚でもいただけます。

●甘海老のその後、三輪で大和肉鶏と出会う

三輪そうめんを使用し

前半に出てきた、甘海老の殻と頭でとった出汁と奈良のブランドの大和肉鶏のガラとあわせたスープ。

旨味の集大成といった感じでした(笑)

●フランス産チーズ(別料金)

ヤギや羊のチーズもありました。

お腹がいっぱいなので、ご遠慮させて頂きました。

●奈良県の代表的な2種類の苺で2皿のデザート

・パティシエが本気でつくる、あすかルビーソフト

奈良県産の「あすかルビー」をつかったソフトクリーム

甘みと酸味のバランスがとれたいちご、加工するのに相性がいいいちごなのだそうです。

・古都華とガーゼで包んでつくるフレッシュなチーズケーキ

お伝えしていませんでしたが、バースデーバージョンになっていました。

古都華いちご、フロマージュブランチーズに、アーモンドのアイスクリームが入っています。

ラウンジに移動して。。。食後のお菓子

レストランのお隣のお部屋にこのようなラウンジスペースがありました。

そのままレストランでもいただけますが、せっかくなので、こちらのラウンジでいただきました。

●食後のお飲み物と小さなお菓子

・バニラとラム酒の香りをつけたカヌレ

・ボンボンショコラ ルビーカカオをつかったピンク色のチョコ、ホワイトチョコや桜のシロップ、塩のペーストがアクセントになっています

・桜餅をイメージしたマカロン、桜の白あん、求肥、桜の葉っぱの塩漬け

・フランボワーズのギモーヌ、マシュマロのような食感

ギモーヴとは、

主な材料はフルーツピューレと砂糖、ゼラチンなど。

卵白は使わず、煮詰めたフルーツピューレをミキサーで泡立てて作るのが特徴

マシュマロとの違いは、

主な材料は卵白とシロップ、ゼラチン。卵白とシロップでメレンゲを作り、そこに色素やフルーツなどを加えてゼラチンで固めます

お食事が終わる頃には、外も真っ暗になっていました。

今回のコースは、なんとか食べきれるボリュームでしたので、よかったです。

また、春らしい、見目も楽しめるお食事で、気分が上がりました。

レストランでの朝食

昨日の夕方の景色とは、また違う色合いの朝の景色。

帰りの電車が早めだったので、朝8:00からお願いいたしました。

気持ちのよい朝です。

もう少し暖かくなれば、外でもいただけそうですね。

朝は雨予報でしたが、まだぎりぎりお天気がもってくれています。

三輪山も綺麗にみえています。

ちなみに、こちらはレストランのテラスから見える、スイートのお部屋の一部です。

もちっとした小麦をあわせたサラダ、ドレッシングと一緒にいただきます。

奈良県産のかぼちゃのポタージュ

いつもHiramatsuの朝食は、パンが豊富でうれしいのですが、食べきれないのよね(汗)

朝食は、卵料理か、ガレットかを選ぶことができました。

こちらは、ガレットです。

どちらもおしゃれでおいしかったです。

デザートはフルーツとヨーグルト

最後にコーヒーをいただきました。

最後にお土産までいただけました。

まとめ

素敵な景色を眺めながら、奈良県産の食材を使ったフレンチを楽しむことができました。

夕食も朝食も大満足です。

スタッフの方も、気さくでありながら、サービスもしっかりされていてとても気持ちよく過ごさせて頂きました。

最後までお読み頂きありがとうございました。

Hiramatsu(ひらまつ) 奈良
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