今回は、2019年9月に青森県の大鰐温泉(おおわにおんせん)にあります星野リゾート『界 津軽』(つがる)に宿泊しましたので、ご紹介いたします。
アクセス
界 津軽HP:アクセス
新青森駅から車で約50分
弘前駅から車で約30分
JR奥羽本線 大鰐温泉駅(おおわにおんせん)からタクシーで約5分
JR大鰐温泉駅~界 津軽 無料送迎バス あり
〒038-0211 青森県南津軽郡大鰐町大鰐上牡丹森36−1
青森空港 から車で約50分
空港連絡バス: JR弘前駅まで約55分、駅よりタクシーで約30分
私の場合は、前日に奥入瀬渓流ホテルに滞在しておりましたので、車で約1時間半で到着しました。
津軽に息づく文化を体感!「界 津軽」
こちらの温泉宿は40室という規模感で、前日や前々日に宿泊した「青森屋」(236室)や「奥入瀬渓流ホテル」とは違って少し落ち着いております。
お部屋までの廊下は、津軽こぎん刺しの模様がデザインされていて、みているだけで楽しめます。
地域らしさがあふれる 界の「ご当地部屋」
地域らしさあふれる界の「ご当地部屋」。津軽こぎん刺しの模様を現代風にデザインしたお部屋です。
今回は、ツインタイプの洋室にしました。個人的には、温泉宿でも洋室があると嬉しいです。
津軽こぎんの模様が部屋の随所にスタイリッシュにあしらわれています。
夜にはこぎんの模様が天井に浮かび上がる「こぎん幻燈」が灯り、幻想的な雰囲気が楽しめます。
お部屋の外の緑も綺麗でした。
リビングも広くてくつろげます。
界のオリジナルの風呂敷は、津軽はこちらのりんごみたいな?!赤色でした。
トラベルライブラリーで「津軽こぎん刺し」のしおり作り
本を読んでゆっくりしたり、コーヒーをいただけます。
伝統工芸「津軽こぎん刺し」を手軽に体験できる紙製しおり作りが楽しめます。
無料でこぎん刺しを体験できるキットが用意されていますので、自分で好きな色を選んでチャレンジします。
シンメトリーの模様が美しい伝統工芸「津軽こぎん刺し」の魅力をこのように体験できるのは嬉しいですね。
湯上がり処でゆったりとしたひと時を過ごす
ドリンクやアイスキャンデーもいただけるこちらのスペース。「津軽四季の水庭」を見ながらゆったりとした時間をすごすことができました。
何度も入りたくなる美人の湯「大鰐温泉」
大鰐温泉は、江戸時代の全国温泉番付で横綱以上の別格「行司」と称された、とろりとやわらかな美人の湯、名湯です。
開放した大きな窓越しに庭園が広がり開放的な雰囲気です。
ご当地楽:津軽三味線チャンピオンの迫力の生演奏
津軽三味線全国チャンピオンの渋谷幸平氏と、スタッフの方々による生演奏を聴くことができました。
圧倒的な迫力の演奏を、日本画の巨匠・加山又造による大壁画『春秋波濤』と一緒に楽しむことができます。
なかなか、旅の途中で、あえてこういった演奏を聴きにいくというのは大変なので、お宿で体験できるというのが本当にありがたいです。
食事処:秋冬の特別会席 大間のまぐろづくしの夕食
四季折々の景色を眺めることができるお食事処。
この時は季節的に、大間マグロがいただけるということで、せっかくなので、黒いダイヤと称される大間のまぐろをはじめとした会席料理をえらびました。
秋から冬に旬を迎える大間のまぐろ、部位によって味わいが異なり、季節の食材と合わせたお料理で楽しむことができます。
本州最北端に位置する下北半島大間町。
黒潮、対馬海流、千島海流の3つの海流が流れ込む津軽海峡の良質な漁場で水揚げされた、脂がのって、とろける美味しさです。
ストレートな美味しさを味わうお造りや握り寿司、台の物には「ねぎま鍋」など、様々なお料理をいただけます。
びいどろの器が可愛らしいです。帰りに空港でもみかけて、ついつい購入してしまいました。
先付け
鮪と長芋のあられ和え
土瓶蒸し
甘鯛、海老芝煮、松茸、三つ葉が入った贅沢な土瓶蒸し
宝楽盛り・割鮮(かっせん)
割鮮は、大間の鮪のお造り、握り寿司は中とろ、赤身でした。
揚げ物
帆立進上の変わり揚、野菜天ぷら、抹茶塩
台の物
たっぷりまぐろ節でとった旨だしの牛しゃぶ
食事:漬け鮪
なんという贅沢でしょう(笑)
甘味:特製 りんごの淡雪チーズ
夜もふけるとお庭の雰囲気も変わっていました。
廊下も津軽こぎん刺しの模様が美しいです。
ご当地朝食:郷土料理「貝焼き味噌」がメインの和食膳
地域色を感じる食材や調理法を取り入れた界の「ご当地朝食」がいつも楽しみです。
ホタテの身を味噌で味付けし、卵でとじる郷土料理「貝焼き味噌」がメインの和食膳です。
まとめ
今回は、早秋に訪れた青森の温泉宿をご紹介いたしました。
星野リゾートの「界」のシリーズは、落ち着いてゆっくりでき、温泉、お食事を堪能できるので大好きです。
また、宿泊しながらその土地のいろいろなことを知ることができるのが魅力です。
季節によっても違う楽しみがあると思うので、また伺いたいお宿です。
最後までお読みいただきありがとうございました!