星野リゾート「西表島ホテル」宿泊記③過ごし方 編/冬の沖縄 八重山諸島旅 おすすめホテル

沖縄 八重山諸島

2022年12月に沖縄の八重山諸島(小浜島、西表島、竹富島)を巡りました。

その際に、西表島にある星野リゾート「西表島ホテル」に宿泊しました。

今回は、西表島ホテルでの様々なアクティビティや、過ごし方をご紹介いたします。

こちらのホテルでは、ペーパーのパンフレットはなく、Iriomote hotel concierge というサイトでの案内となります。

今回の西表島滞在1泊2日のスケジュール

当日13:00-13:40

悪天候で遅延
13:50着
フェリーで西表島へ
石垣~西表(大原港)
 40分
レンタカー
大原港〜ホテルへは1時間程度
(途中、立ち寄り観光)
15:30 ホテル到着
16:30イリオモテガイドウォーク
ジャングルコース (無料)
17:30〜ラウンジ(無料)
18:00夕食ビュッフェ 
19:15~19:45 世界遺産の学校(イリオモテヤマネコの学校)
翌日7:00朝食
9:00イリオモテガイドウォーク
マングローブコース (無料)
10:30ホテル出発(レンタカーで立ち寄り観光)
11:40大原港近くでランチ
12:30-13:15フェリー
西表(大原)~竹富 45分

西表島ホテル1階「ショップ」お土産

ホテル内には、ショップがあり、西表島のお土産や、軽食、アウトドア用のウェアなども販売されていました。

アウトドアブランド KEENのシューズがずらり。

泡盛も「いりおもて」という西表島のものがありました。

オリオンビール。

1階 ラウンジ

滞在中、自由に利用できるラウンジでは、ドリンクがいただけます。

リュウキュウイノシシのはくせいかな?普通のイノシシもよりもちいさくて、とってもかわいい。

こちらは、イリオモテ ヤマネコ。

私自身、2回目の西表島の訪問となりましたが、今回も会えず。。。(夜行性だから、夜運転していて、ひいてしまう人もいるらしい)

さんぴん茶とパインジュース。

ハーブティーやお茶。

コーヒーも自由にいただけました。

チェックイン時にお貸しいただいたボトルに、こちらでお水をいれて利用するみたいです。

プールサイド

ブーゲンビリアと、海風を防ぐモクマオウの緑に囲まれた屋外プール。

さすがに12月でしたのと、天気も悪く誰も入っていませんでした。

屋外プールの一角には、屋外ジェットバス(温水)

月が浜のビーチ

屋外プールから、すすんでいくとすぐにビーチがあります。

Kichi:イリオモテグリーンクリスマス

 ホテルのフロントから外に出て、道路を渡るとジャングルエリアに「Kichi」があります。

ちょうど、12月になりクリスマスモードになっていました。

ホテルで回収したペットボトルをアップサイクルしたクリスマスツリーがありました。

また、環境に配慮された商品を扱うクリスマスマルシェがありました。

限定のマグカップなどもありました。

イリオモテガイドウォーク ジャングルコース

西表島は約9割がジャングルで、さまざまな動植物が生息しています。

ホテルの敷地内にもジャングルがあり、ガイドの方が案内してくださいました。

なんと、雨が多い西表島、雨の日でもガイドをしてくださいました。

少し足場は悪いですが、傘をさしてあるいても問題はなさそうでした。

ゴアテックスなど防水性、撥水性の上着や、ズボンがあればなおよかったかも。

西表島を代表する生き物「イリオモテヤマネコ」。

  • 世界でも類を見ない、独特の生態系を維持している西表島。
  • 「イリオモテヤマネコ」は約20万年前に大陸から隔離されて以来、西表島の生態系の頂点に君臨
  • 琉球列島で唯一の在来食肉目であり、国の特別天然記念物
  • 西表島のみに現在100頭程度しかいない稀少性、絶滅危惧の動物

イリオモテヤマネコは、それぞれに縄張りがあって、西表島だと100匹程度がちょうどよいらしいです。

100匹というと絶滅危惧種だし、絶滅してしまうかもと思いきや、増えすぎてもダメみたいですね。

イリオモテヤマネコは夜行性、耳もよくて人間の前には、なかなか現れませんが。。。

特に雨が降った後の道路には、餌となる生物がでてくるので、それを捕食しようとする際に車にひかれてしまうこともあるようです。

天然記念物をひいてしまったことに動揺して、ひき逃げをする人がいるようですが、ひいても罪にはならないそうです。

それよりも、ヤマネコ緊急ダイアル(0980-85-5581)にかけると24時間体制で、レスキューしに来てくれるそうです。(ある意味人間より手厚い??)それで、助かる子も多いようなので、QQを要請しましょう。

なかなか用心深くて人前に現れないのに、、、餌への誘惑には負けてしまうのかしら。。。機敏そうなのに、ちょっとドジなところもあるのですね。

↑こちらは両方ともカンムリワシ。(特別天然記念物)こちらも雨上がりの道路沿いの電柱にいたりします。

私も実際車を運転していて、みかけました。白い大きなワシでした。こちらもそれぞれの縄張りがあるそうです。

↑西表島の固有種「ヤエヤマ セマル ハコガメ」。陸ガメで、雨の日に多くジャングルにでてくるみたいですが、この日は会えず、翌日マングローブツアーから帰って来る際に敷地内でみかけました。

Kichiの裏手にある敷地内のジャングルへ。ハブもいるらしいです(汗)

この丸い穴は??リュウキュウイノシシが穴掘りしていたのかな?やっぱり実際にいるんですね。

このなんでもない獣道。植物などの高さから、イリオモテヤマネコかも??

島にそれぞれ、縄張りがあるので、この辺りのジャングルが縄張りの子もいるのですね。

うっそうとしたジャングル。いつも、ツアーで通っている道があり、そこは、比較的歩きやすかったです。

蚊も多いらしく、ガイドさんも、虫除けは手放せないようです。

ちょうど、雨の日でしたので、蚊もいませんでしたが、雨上がりはかなり増えるみたいですね。

ガジュマルの木。

45分程度のコースでしたが、自分だけで歩いたら、ただ鬱蒼としていてこわいだけかもしれないところを、いろいろとお話を聞くことができて、勉強になりました。

ラウンジ:Sundowner (サンダウナー) 17:30〜

月ヶ浜のサンセットを楽しむために17:30〜18:30 スパークリングワインがふるまわれましたが、
この日は、お天気が悪かったので、ロビーラウンジでいただきました。

ノンアルコールのものも、ありました。

南の島のクリスマスといった感じですね。ヤマネコちゃんがかわいい。

世界遺産の学校 19:15~19:45 西表島は、島が世界自然遺産!

夕食後にこちらに参加しました。ロビーで開かれています。

  • 西表島は、2021年7月26日、奄美大島、徳之島、沖縄島北部とともに、世界自然遺産に登録されました
  • 西表島には、ジャングルや河川、マングローブ林など豊かな生態系
  • 独自の生物進化をとげた、多くの希少な固有種や絶滅危惧種が生育・生息

  • 世界遺産とは「顕著な普遍的価値」を有する、将来の世代に引き継いでいくべき「人類共通の宝物」
  • 日本の世界自然遺産は、白神山地、屋久島、知床、小笠原諸島、そして西表島(沖縄北部、徳之島、奄美大島)
  • 西表島では289.3平方キロという限られた面積の中に約5千種もの生物が生育・生息
  • 島の約7割の地域が世界自然遺産
  • まだまだ、新種が発見されており、「種の多様性」「生物多様性」がキーワード

朝のお散歩

食後に、プールサイドからビーチへ出てみました。

昨日は、結構雨が降りましたが、この日の朝は天気が回復。

ビーチへ向かうと。。。

島の西側なので、まだちょっと暗めですが、昨日とは違い美しい青空。

風がないと、ビーチの波打ち際が、鏡のようになって空が映っています。

イリオモテガイドウォーク マングローブツアー

私は、9時からツアーに予約して参加しました。

またビーチの方へむかいます。

だいぶ、空も海の色も変わってきました。

海に向かって左側のほうに、マングローブ群落があり、ビーチからそこまで歩きます。

海と川の中間地点である汽水域にはさまざまな生物、植物がいます。

月が浜は、トゥドゥマリ浜と言われています。(「留まる」の意味)神様が留まる浜ということらしい。

鳴き砂の浜ですが、雨が降った後でしたので、確認できませんでした(汗)

ビーチには、ヤドカリ、じつは、この辺りはサンゴがなく、貝殻が少ないようで、ヤドカリたちは、殻となる貝殻の争奪戦をしているみたい(笑)

ヤドカリさんが歩いた跡がわかる。

白い小さなカニが、たくさんいる。

マングローブの種と花。浜辺にプスッとさすと根付くみたいですが、世界自然遺産になるとそういった人の手を加えることもしてはいけないようですね。

トゥドゥマリハマグリは、日本在来のハマグリ属の種としては3種類目みたいです。おいしいらしいけど、もう今は食べらてはいけないみたい。

(トゥドゥマリというのはここ、月が浜)

浦内川、海と川の中間地点である汽水域まできました。

↓アトゥク島。実は宝が眠っているという言い伝えもあるそうです。

アダンの木。

マングローブは、「生命のゆりかご」ともいわれ、豊かな生態系が育まれるそうです。

ちょうど、干潮の時でした。

この、不思議な土のかたまりは、、カニがえさを探したあとなのかな?

帰りは、海近くの林を歩いてホテルに帰りました。

シマムラサキオモトかな。葉が紫で縁起がいいお花でよく沖縄では飾られているそうです。

お花は、1日の間で咲いている時間がわずかなようです。

ホテルの宿泊棟近くに戻って来ると、スグロミゾコイの幼鳥?

ちょっとこの子だけ、成長が遅いみたいでこの辺りにいるみたい(汗)

みんなが、可愛い可愛いといっていると、近くにカラスがやってきて、焼きもちをやいて、ちょっかいをかけてきました。

最後になんと、ヤエヤマセマルハコガメに会えました!急いで逃げるカメさん。

なんと、最後にホテルの前で、「ヤエヤマオオコウモリ」に遭遇。

写真では分かりづらいですが、けっこう大きくて、ちょっと怖いわ。。。

羽を広げたらかなりのサイズになりそう。昼間にここにいるのは珍しいみたいですね。

まとめ:ジャングルリゾートでエコツーリズムを楽しむ

  • 実は西表島は数十年前に1度訪れ今回は2回目の滞在となります
  • 前回、マングローブクルーズや、若かったので、トレッキングなどにもいきましたが、今回はホテル滞在を楽しみました
  • しかしながら、ホテル敷地内も色々と楽しむことができました


沖縄 八重山諸島 星野リゾート
スポンサーリンク
TNJをフォローする
『Trip New Japan〜since 2020〜新しい日本の旅』
タイトルとURLをコピーしました